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新月の木 その11

前回の続き。


木材は、セルロース・ヘミセルロース・リグニン及び少量の抽出成分から構成されています。

その中でも、私たちが目を付けたのが『多糖類』です。

木材が腐食したり、カビが生えたり、虫に食われる。なんてのは全てこの「多糖類」が影響を及ぼしていて、その中でも、水溶性糖類・リグニン・ポリフェノール類がポイントではないかという(まだ推測の域を出ませんが・・)所まで来ています。

私たちが以前から行なってきた実証実験、そして今回の新月伐採、双方同じ結果となった、6ヶ月葉枯らし乾燥をしても青々とした葉は、水分を速い速度で蒸散させることなく、ゆっくりとした蒸散で多糖類の消費を一緒におこなっていたのではないか?
そう考えると「新月の木」の謎が少しだけ解明できるかもしれません。

エルヴィン・トーマが提唱する新月の木は、「谷側に倒す事で水の抜けが明らかに良くなる。」と記述にはあったが、私たちが今までの経過の中で実際におこなって得た事とはまるで逆。
根本的に何かが違っているのか?

しかし、これはあくまでも伐採の一手法に過ぎず、月との関係が解明されるわけではありませんが、真相解明まであと僅か!みたいで、なんとなくわくわくしませんか?

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