山に行こう! F様邸 出荷準備中。
F様邸の材料の乾燥も完了し、現在「修正挽き直し」を行なっています。
もうちょっとで、加工に入れますので、お楽しみの建て方まで、もう少しです。
木材は、乾燥するにしたがって変形や収縮を起こします。乾燥していない材料を使用すると、家を建ててから変形収縮が起こり始めるので、解り易いところで言うと、壁が木材の変形に伴ってヒビが入ったり、戸が開かなくなったりとか。そんなもんはかわいい方で、木材の接合部分がガタついたりしちゃいます。そうなると家自体の強度も心配になっちゃいますよね。
昔は、家が完成するまでの期間が非常に長かったので、完成する頃には木が乾いていた。なんて話はよく聞かされたもんです。
現在は、大工工具の発達などに伴って建築期間が短くなり、建築中に木材が乾燥する。なんて事はなくなりましたので、そうならないように、十分に「もうこれ以上は変形しないよ~」ってな所まで乾燥させて、狂うだけ狂ったら、もう一度製材機に乗せて、修正挽きを行なった材を納材する方法が一般的です。
それでも、梅雨時期の湿度の高い時や冬期の湿度の低い時などでは、まだ多少木が動くんですから、挽きたての生材を使ったらどうなるんだろう?って時々怖くなります。
さてさて、F様の家は特殊な材が多いので、スタッフ総出で取り掛かっているのですが、丸1日掛かっても出口が見えません。
でも、やりがいがあって、すごく楽しみながらやってます。
上棟の日。楽しみにしていてくださいね。
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