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すりばん

版・・印刷物を転写させるための用具。

摺り・・こすって写し取ること。

 

合わせて「摺り版」

 

 

 

ひと昔は、柱や桁・造作材や野物材等の小割り品まで全ての製品に摺ったものですが、現在では製品シールが多くなって、少数派となってしまいました。

 

結構な手間が掛かるので、いたしかた無いところではあります。

 

 

 

 

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でも、摺り版ってなにをどうやって「摺って」いるのか御存知??

 

 

まずはその 黒~い 黒墨。

黒いスプレーで代用している会社もあるようですが、これ用のあれが売ってるんですね~

 

「刷り込み墨の素」

 

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なかを覗くと

 

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黒過ぎて見えない

 

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身の危険を感じる程、恐ろしく黒いクリーム(笑)。

爪の間に入ってしまったら・・・うわぁぁぁ

 

ですが、無臭だし公害物質も含んでません。

すぐ乾くし、よーく伸びます、優れものでオススメです。(誰に?)

 

 

 

 

墨の素を、特製摺り版ケース!に移します。

 

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摺り版がとーっても摺りやすい小判型の入れ物。

 

持ち運びしやすいし、こじんまりと何だか好きな形状。

 

この中には手ぬぐいの様な布が入っていて、そこに墨の素をなびってなびって、さらに満遍なくこねこねします。

 

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さらに水を少し入れて、さらにさらにこねこね伸ばします。

 

これが結構楽しい。

 

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墨の準備よーし!

 

 

 

 

 

あとはこの年季の入ったブラシで、とことん摺ります。

 

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個人的には、少しかすれて文字が不明瞭な方が味があって好きです。

 

でも最初の ひと摺り目 は気合が入って必ず濃いめの摺り版になるという、摺り版あるある。

 

 

 

 

 

ちなみに先代が使っていた摺り版

 

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弊社屋号の「まるいち」の下に記されているのは、「良材」。

 

 

先代の思いは現在もしっかりと受け継がれていますよ。

 

 

 

 

BY:のみすぎ

 

木材の割れと強度の関係

木材は割れると強度が落ちるのか?

 

梁 干割れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある建主さんから

「うちの木材が割れちゃって・・・ 家壊れちゃわないかな・・・」

と、相談の連絡があった。

 

つい最近、弊社で納品したポーチの柱も

外部の日の良くあたる場所に使用したせいか

横並びに使用している数本のうち、1本だけが干割れしてしまった。 

 

 

ちなみに・・・

田村材木店の「天然乾燥施設」。

天然乾燥施設

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この建物は木材を自然に乾燥させるための施設で

壁がなく風の通りがめっちゃよいw

全て日光産のスギでできている。

柱は6Mの120ミリ角材を4本抱き合わせ、筋交いもない。

 

よく見ると・・・

天然乾燥施設 柱 干割

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひゃ~!割れてる。

 

このままじゃ、この施設もたないぞ~

 

なんて事にはなりません。

 

弊社の天然乾燥施設の柱の場合、ボルトで固定しているので

ボルトの位置から割裂が生じる場合を想定しなくちゃいけないけど

単純に割れが入っている事については

全く全然これっぽっちも心配の微塵もミジンコもない!

 

さて、どういうことでしょう。

 

この「木材の割れと強度の関係」。

全国の各研究機関で実証実験がなされ、木材業界ではもう当たり前の話。

業界にいたら、今さら恥ずかしくて聞けないレベルになってる。

 

ここの所、こうした「割れと強度」に関する質問が続いたので

少し小難しくなるが、今後の為に、自身の復習もかねて記載してみよう~

と思うので、長々と記載する事になる?ので、暇な人はご覧ください。

 

我が栃木県が誇る「栃木県林業センター」。

全国の中でも、木材業界にこれほど貢献してくれている研究機関はないでしょう。

民間が今必要としている情報を、民間の視点で研究している。

ちょっと言い過ぎかもしれないけど

全国でも栃木が林業・木材産業の中核を担えているのは

この栃木県林業センターがいるから。

 

そして!木材の割れと強度に関する実証実験のデータ量も日本一!

非常に誇らしいw

 

 

<木材工業Vol.64の文献より>

3.1.3座屈性能

平均座屈強度は、割無材で7.8±1.5Nm㎡、割有材で8.7±2.1Nm㎡を示し、割有材の方がやや高い値を示した。特に、断面12.0㎝正角の場合、座屈強度は、1%水準で割有材の方が高い値を示した。これらの結果より、材面割れによって座屈強度性能は低下しないことが推測された。なお、破壊形状は、割無材と割有材ともに同様であり、割れ部位を起点に変形や破壊が起こることはなかった。(一部抜粋)

 

 

少し専門用語が出てくるので、ちょっと整理してみよう。

 

ちなみに「座屈」っていうのは、主に、柱(はしら)等のように

縦に使用したとき、上から重さが加わると

上と下で固定しているから、横に逃げていって折れちゃう。

って感じのこと。 

座屈

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

干割れもそうだけど、始めから割れを入れておく

「背割れ・背割り」の場合はどうなのか?

 

弊社で、天然乾燥の柱を造ると ↓ こんな感じで切り込み的な背割れを入れている。

柱 背割

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん~

見方によっちゃ、自然に割れた干割れよりも、パックリと割れてる。

というか割っている。

 

こうした「割れ」が入った木材を「柱」に使用した場合

割れた部分が影響して、座屈によって木が折れてしまうのか?

ってことが一つ目の問題。

 

先程記載した栃木県の文献と

2008年10月7日付けで発刊された日刊木材新聞の記事を合わせて

簡単に解釈して説明すると

 

木材は長手方向に強い細胞同士が繊維方向に繋がっている。

基本的には、木材の割れは繊維方向に沿った形でしか発生せず

割れがあっても強度低下はない。

それどころか、実証実験の結果、同じ条件で生産された木材のなかで

干割れが入った木材の方が強かった。というデータもある。

元々体の硬い?強いやつは干割れしやすい。ってことだろう。

 

座屈試験結果表 木材工業

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにヒノキの文献もある。

 

<木材学会誌Vol60 の文献より>

背割り加工がヒノキ正角実大材の座屈、曲げ及びせん断性能に及ぼす影響

ヒノキ正角実大材(10.5cm角)の背割り深さ(材面の幅に対して30及び50%)及び荷重面に対する方向が、座屈、曲げ及せん断性能に及ぼす影響を調査した。座屈性能、曲げヤング係数及び静的曲げ試験における比例限度比は、背割りの有無の間で有意な差は認められなかった。(一部抜粋)

 

  

結論は

干割れしてても、背割れが有っても強度は落ちない!

むしろ強い傾向にある!ってこと。

ただし、接合部に関しては要相談です!

 

 

ちょっと余談になるけど、弊社の社長は年に1~2回ほど

地元の小学校で、「木の話」をしている。

その時に使用するパワーポイントのスライドが

小学生用なので超簡単。一部紹介しましょう。

 

木材 顕微鏡図 木材 顕微鏡図2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木は簡単に説明するとストローのような管の集合体。

例えストロー同士が引き離されても

強さに関しては問題がない。ってとこかな。 

 

 

 

続いては「横架材」。

横に使う材は「曲げ強さ」と「曲げヤング」という数字で強さを測ることができる。

 

横架材 干割

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下の写真は、2004年に栃木県林業センターへ木材を持ち込んで

実際に破壊試験を行ったときの写真。 

その時は4000×120×270(㎜)を中心に、約100本程度を破壊した。

今思えば、実験の為とは言え、折角山から木を切り出して自社で製材したのに

データと共に、薪が沢山出来た。

はぁ~ もったいない・・・

 

 と、こんな感じで、割有材と割無材を破壊して、曲げとヤングを計測する。

破壊試験 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<木材工業Vol.48の文献より>

2.1干割れの曲げ強さに及ぼす影響

干割れが顕著なほど曲げ強さは高い傾向を示している。干割れによって縦断面が大きく欠損した材であっても、曲げ強さが低いとは言えず、むしろ干割れを生じやすい材の曲げ強さは、材質的に高いことが示唆されたものといえる。(一部抜粋)

 

2.2干割れの曲げヤング係数に及ぼす影響

曲げヤング係数に対しても干割れを生じやすい材の方が高い値を示す事がかなり明確に示唆されている。このことは、材が変形しやすいほど表面割れが発生しにくいとされている。(一部抜粋)

 

まとめ

干割れは曲げ強さ及び曲げヤング係数には影響せず、むしろ干割れを生じやすい材はそれらの値が高い傾向を示すことが示唆された。また、干割れを生じやすい材の予測指標としては、偏心率などの視覚的因子よりも、曲げヤング係数が高い推定精度を示すことが分かった。(一部抜粋)

 

※以上の文献から引用された内容は、一部抜粋である事から、記述する内容の責任は田村材木店にあります。記述内容に関する質問やコメントは田村材木店で対応いたします。

 

 

杉 梁 材面割れ

日光杉 材面割

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

田村材木店が製材・生産する部材は「天然乾燥」「ハイブリッド乾燥」が主。

自然に乾燥すれば、芯の入った材は必ずといっていいほど割れる。

 

 

天然乾燥材 構造材

天然乾燥材 構造材2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

割れは強さと乾燥の証明!

 

 

見た目を気にする人もいるけれど、これが原因で建物が傾いたりしちゃう事はない。

使用する箇所に応じて、必要な含水率までしっかりと乾燥させること。

乾燥方法に合わせた施行を行うこと。

これが重要。

 

 

もう一度言おう。割れは怖くない!

 

 

 また、長々と書いてしまった・・・

byたべすぎ 

脇役だって凄いんだぜ!

30坪程の「木の家」を一軒建てようと思うと

さて、何本ほど「木」を伐ればいいのか?

 

勿論、どんな「木の家」なのかによっても結構変わりますが・・・

 

 

日光産杉 伐採

日光産杉 チェーンソー 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高さ20~25m位。樹齢50~60年位。

このくらいの「木」なら、35~45本伐ると、その木の家に使用する「木材」は

全て賄える計算になります。

 

田村材木店は「一棟挽き」の材木屋さんなので

大きな木の根っこの方から、カラスがとまっている頭の天辺まで

余す事無く製材します。

 

 

中でも、最も多く木材を消費するのが「構造材」。 

 

構造材は「骨組み」の事。

人で言う所の、まさに「骨」にあたる部分。

 

構造材(森林認証材)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この構造材で木材使用量の約半分を占めちゃいます。

 

構造材は、素人目には解りづらいかもしれませんが

作る側の特徴がよく反映された製品作りがされています。

 

田村材木店の場合。

素材の生産履歴に特徴がある、森林認証材宇大ヒノキ

宇大ヒノキ

森林認証材

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

乾燥方法に特徴がある、ハイブリッド乾燥天然乾燥

ハイブリッド乾燥材 天然乾燥材  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 続いて「造作材」。

こちら造作材は、建築の花形!最終的に木の家を演出する

木が露出して見えてくる部材。

製材工場のある意味「価値」はここで判断されかねないほど

こだわりが集約されている製材品です。

 

 

造作材にも様々ありますが、一例を紹介すると・・・

数ある弊社の製材品の中でも「全国発送率」が最も高い

「日光赤杉フローリング」

日光赤杉フローリング 日光赤杉フローリング:施行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日光産の杉を素材とした、白太:杉枠材・杉階段材

日光杉 階段材

日光産 杉枠材 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、今回のメイン。

羽柄材・野物材

 

どうしても、材木屋が製材する製材品の中で、影が薄いのが「羽柄・野物材」。

しかし!

人に例えるならば、肉であり筋であり、小骨?で、なくてはならない重要な部材。

 

更には!最も外材率が多いのもこの部材。

弊社では当たり前に造っていますが、製品市場を覗いて見ると

意外にこの規格の製材品は外国産が多いそうな・・・

国産材自給率を上げるためには、野物・羽柄材を国産にしなくては!!

 

という事で、弊社の野物・羽柄材をちょっと紹介。

 

 

まずは、野縁(ノブチ)。

野物の王様?。天井の下地などに使用されますが、1棟で300~500本ほど使用する

なくてはならない部材。

野物(野縁)プレーナー 野物(野縁)

野物(野縁)ギャングソー 

 

 

 

 

 

 

特に弊社の野縁(ノブチ)は、小さな部材なので、施工の事も考えると

節は小さめ。狂いが少ない。よく乾燥している。が条件になるので

市場に出回っている製品に比べてめっちゃ良材!!

一度使っちゃうともう今までには戻れませんw

 

 

そして、弊社が最も得意としている野物・羽柄材といえば

45mmシリーズ!

断面の巾が45mmになる製材品。

例えば・・・45×90㎜。45×105㎜。45×120㎜。45×135㎜・・・などなど

使い方の一例としては、間柱や筋交(筋違)、そして屋根の垂木(タルキ)など。

日光産 垂木

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耳付きの原板でゆっくり自然乾燥した後に、かなりアナログ的ですが

一枚一枚、木の木目を見ながら指定の寸法に割いていきます。

 

野物(天然乾燥) 野物(製材)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

材木屋としては、使用量の多い「構造材」や

化粧材として使用する「造作材」にスポットを当てたがりますが

 

田村材木店の「野物・羽柄材」は、それと同じくらいこだわって造っているので

脇役だけど実は『玄人受け』する最高品質なのだ~!!

 

 

と、言いたいが為のブログでした。  

 

byたべすぎ

とちぎ日光材。県外出荷中。

日光は桜の見頃を向かえ、田村材木店の桜も満開です。

 

 

田村材木店の桜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今から20年程前に、日光の縁日で購入した、高さ1m程だった苗木が

今ではこんなに花を咲かせています。

最近老眼で小さ文字が見えなくなってきた。

ん~ 20年なんてあっという間だ。

 

 

さて、本日は長年お付き合いを頂いている、兵庫県のとある工務店さんに

日光産の良質な木材を出荷しました。

 

日光産杉枠材

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栃木県日光地区の「とちぎ日光材」は品質日本一。

スギやヒノキを始めとする有用樹種は、縦に長い日本列島に於いては

南下すれば、成長が早く比較的密度の低い低品質の木材になり

北上すれば、雪害等の影響で傷の多い木材が産出されている。

 

栃木は頃合の良い場所なのだろう。

 

日本には、スポット的に良質な木材の産地があるが、県全体の平均値を取れば

間違いなく栃木県は日本で最高の品質を誇る木材が産出される地域。

中でも「日光地区」は、栃木県内の4つのエリア、日光・八溝・高原・三毳の中でも

最も出荷量が多く、品質も高い。

 

栃木は日本一印象が薄い県でもあるが

その昔、日本三馬鹿県の一つという話を聞いたことがある。

首都圏に近く、観光資源もあり、災害も少なく

木材を始めとする良質な資源もある。

色々な要素が揃っていると、人は努力しなくなるのだとか・・・

 

栃木県にお住まいの方よりも、他県の方のほうが

栃木の素材の良さを理解して頂けていると実感する事が多い。

 

特に建築に至っては・・・

 

DSC00048

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栃木には、日本一良質な木材があって

大谷石、烏山和紙、粟野麻紙、葛生しっくい などなど・・・

日本を代表する建築資材が揃っている県はそうそうない。

 

是非、家を建てる際には「栃木県産」を御指定下さいw

 

byたべすぎ

今期最後の「宇大ヒノキ」入荷しました。

今シーズン最後の「宇大ヒノキ」が入荷しました。

本数は約100本(10㎥)。

次の入荷は2017年11月を予定しています。

 

 

宇大ヒノキ原木丸太 宇大ヒノキ 原木丸太1

 

 

 

 

 

 

 

宇大ヒノキ 丸太

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

宇大ヒノキは宇都宮大学農学部付属船生演習林から産出されるヒノキ原木丸太に

SGEC森林認証制度のトレースアビリティー(生産履歴)を加えた

宇都宮大学ブランドのヒノキ製材品の総称です。

 

詳しくはこちらからご覧ください。

田村材木店ホームページ「宇大ヒノキ」

 

宇大ヒノキは、通常の製材品の流通とは大きく異なり、学術研究林として存在している、宇都宮大学の演習林から産出される素材を原料としているので、営利目的の原木流通とは違い、計画に沿って年間に決まった量の伐採しか行いません。

その為、年間に一定の生産量しか販売できない、ちょっと特殊な製材品になります。

 

 

IMG_2708

宇大ヒノキ すりばん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その殆どが事前予約だけで販売終了となってしまいますが

今回のように一般販売できる枠が空く場合や、特別な寸法に対応する為に

伐採計画に盛り込んで出荷を依頼する場合等があります。

 

常時あるわけではないのが難しい所でもありますが

①伐採に適した寒伐りの原木しか出荷しない。

②SGEC森林認証を軸とした生産履歴の証明。

③学術研究林としての豊富なデータ。

④学生による授業としてのこまめな手入れ。

などなど・・・

希少な分、素材としてはこれ以上ない最良のヒノキ材です。

 

 

この宇大ヒノキ、文部科学省のエントランスホールに展示されました。

各所から「文部科学省に展示されていましたね。」と声を掛けられて、その特別な価値を改めて実感したところです。

 

DSC_0025 DSC_0041

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という事で、今シーズン最後の「宇大ヒノキ」。

長さ3M、末口径が柱角(105角・120角)を製材するにはちょうど良い寸法です。

現時点での弊社在庫分と合わせて、30坪程度の住宅であれば2棟分程納材が可能です。

 

宇大ヒノキ 建築現場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御興味のある方は是非お問い合わせ下さい。

 

 

by:たべすぎ 

日光産杉(スギ)階段材・カウンター材 製材中

本日は土曜日。

 

電話も来客も少ないのでここぞとばかりに、この冬「寒伐り」で取り貯めた良質な日光産のスギ大径木を、じっくり時間を掛けて製材していきます。

 

今朝ほどから始まりましたが、一日では終わらなかったので、残りはまた次週って事で

本日の成果を御報告w

 

 

日光産スギ階段材原木丸太 日光産スギ階段材用原木丸太

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長さ4M。直径50cm以上。樹齢は100年を超えるものばかり。

さて、何を取るか。

 

弊社は、家一件分の部材を全て製材する「一棟挽き」と呼ばれる製材形態の材木屋。

どんな部材も自社工場で生産しちゃいます。

今回の良質な大径木から狙うのは、「階段材とカウンター材」。

 

日光産のスギは雪害の影響も少なく、目が細かく密度の高い良質な木に育ちます。

階段材やカウンターの天板にするには最高です。

 

日光産杉階段・カウンター製材日光産杉階段材・カウンター材 製材

 

 

 

 

 

 

 日光産杉階段材・カウンター材製材2 日光産杉階段材・カウンター材製材3

  

原木の大きさが直径60cmを超えるあたりから、もう一人じゃ手に負えなくなるので、原木丸太1本製材するのに数人がかりでの作業です。

 

木には人と同じように1本1本其々の「素性」ってモンがあって、綺麗に育ったヤツほどちょっとした衝撃や変化によって「割れ」などが発生しやすくなります。このへんも人と同じで、多少苦労した方が強かったりするのかもw

ものが良くなればなるほど、その扱いはより慎重になります。

 

とちぎ日光産杉階段・カウンター

 

 巾、60cm前後の惚れ惚れしちゃう板材が取れています。

 

厚みは50mmと65mmの2種類。

50mmは主に階段材の3段廻り用として、65mmはテーブルやカウンターの天板用などに使用されています。

 

↓ こんな感じ。

 

日光産杉階段材:三段廻り木取り 杉無垢階段材:三段廻

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日光産杉階段材の三段廻りを納材する際に、弊社で簡易的に木取りした状態。

 

通常納材は、厚み45mm(1寸5分)原板の段板(踏み板)・ササラ(側桁)・三段廻り、そして蹴込板をセットで納材しますが、特にこの三段廻りを一枚板で木取りすると、3尺階段でも板巾55cm以上は必要になります。 

 

スギ階段材割止 スギ階段材割止塗布

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

乾燥に伴った収縮等で起こる「干割れ(ひわれ)」を防止する為に、木工用ボンドに似た材木屋御用達の割れ止め剤を塗布します。

 

 

本日製材した階段材・カウンター材はざっと50枚ほど。

 

製材後は、天然乾燥施設でゆっくり1年ほど寝かせます。

 

 

 

日光産杉階段材・カウンター材4

  天然乾燥施設

 

 

 

 

 

 

 

 

本日製材した「日光杉 階段材・カウンター材」が出荷できるのは

来年の春、サクラが咲く頃。

 

気長にお待ち頂ける方。御予約承りますw

 

 

by:たべすぎ

栃木の工務店・設計事務所 紹介します。musubiba.

 おかげさまでmusubiba.を開設して5年が経過しようとしています。

多くの皆様に、栃木の工務店・設計事務所様をご紹介し続けてきましたが

なんと!

今日現在までトラブル0件、クレーム0件!これが一番の収穫です。

 

Musubiba

 

musubiba.の基本は「そっと橋渡し」。

 

こんな家が建てたい。理想の建築屋さんに出会いたい。

その希望に少しだけお手伝いをさせて頂くのがmusubiba.です。

 

 

皆さんが家を建てようと思ったらまず

1.ネットで検索

2.住宅展示場見学

3.雑誌を購入

って感じでしょうか?

 

 

弊社は建築を行わない純粋な材木屋なので

多くの建築屋さんとお付き合いをしています。

こんな仕事をしていると、業界内でしか知らない建築事情がよく解ったりします。

 

特に、無垢材を使うって事に関しては、業者によってその差は歴然と現れます。

無垢材の使用に慎重なハウスメーカーは話から外れますが

木の家を造ろうと思ったら、やっぱり地元の建築業者が最も優れているといえます。

 

 

ただし、当りを引ければですけど・・・

 

 

実際に建ててみないと、そこが当りだったのか、はずれだったのかが解らないのが

地元建築業者を選定する最大の難関です。

 

 

ですが、木の家を造る際に間違いなく言えることは

 

『確実に当りを引けるなら、地元建築屋さんのほうが良い。』

 

って事。

 

 

弊社では家造りを行うことはできませんが

希望する理想の建築屋さんに橋渡しをする事は出来るかもしれません。

 

4つ目の選択肢としてmusubiba.を5年前に立ち上げました。

紹介する責任が伴うmusubiba.は田村材木店創業96年の威信のカタチです。

 

musubiba. (ムスビバ:結び場)は弊社が実際の事業内容を知っている

確実な建築屋さんをご紹介する場です。

 

お時間のあるときにでもちょっとのぞいてみて下さい。

 

  Musubiba.

森林認証ってなに?SGEC認証材販売中!

弊社は平成18年にSGEC森林認証(CoC認証)を取得し10年目を迎えようとしています。10年前はそれこそ誰も森林認証なんて言葉さえも知らなくて、取得するのも流通させるのにも随分と苦労した覚えがあります。

 

2020年東京オリンピック開催が決定して以降、この状況が一変し、栃木県に於いても森林認証原木が一般的に流通するようになってきました。今まで地道に森林認証制度の普及活動をしてきた訳ですが、大きな流れができると一気に物事は進んでいくんだな・・・と実感しています。

 

さて、今までは認証原木丸太の入手にかなり苦労していましたが、本年6月に県内の森林組合とその後栃木県県有林が森林認証を取得した事により、比較的容易に入荷ができるようになりました。時期的にも伐採シーズンへの突入で、早速良質な森林認証原木が続々と入荷してきています。

 

森林認証丸太 田村材木店

 こちらは弊社が加入している「日光地区木材流通研究会」会長の森林認証山林から出荷された65年生の柱角用原木丸太↑。大貫会長がコツコツ一人で搬出した丸太だそうだ。汗と涙が詰まってそうだね。

 

 

森林認証ヒノキ丸太 田村材木店

こちらは同じく森林認証のヒノキ原木丸太↑。本年認証を取得した森林組合さんから入荷しました。

 

 

森林認証原木丸太 田村材木店

そして、毎度おなじみの高見林業の原木丸太。安定して良材です↑。

 

 

こうした原木丸太を製材して出荷するときにはこんな感じ↓。

森林認証 すりばん 田村材木店

かなり面倒ですが、未だに1本1本手摺りでラベリングしていきます。シールには山林と製材などの情報が記載されています。

 

 

ところで、森林認証ってなんだ?って事になりますが

めちゃ簡単に説明すると・・・

 

 

IMG_6084 山に住んでいる生物達や環境にやさしく!

生業としても継続できる森林を造ろうじゃないか!

そんな森を造るなら「国際的な基準」で認証してあげるよ

というのが、FM(フォレストマネージメント)認証。

 

 

 

森林認証の家 田村材木店

 認証された森から出材される木は

認証されてない森の木と一緒にしちゃだめだよね

じゃあ、その木を取り扱う為の認証が必要になるね

というのが、CoC(チェーンオブカスタディー)認証。

 

 

 

とまぁ、森林認証という制度はこの2つから成り立っているのです。

こんな感じで簡単に説明すると、栃木森林認証協議会の皆さんから苦情が来そうだな・・・

 

 

森林認証の制度に則った森林認証山林から出荷される原木丸太から作られる製品には、建築に限らず皆さんの身近にあるものにも使われています。

 

例えば「紙」。

 

こんなマークを見たことありませんか?

森林認証マーク

これは全て森林認証のマーク。

マークが違うのは簡単に言うと、OKを出す組織が違うから。これ以外にも国毎に認証があったりするのでビックリするほどの種類がありますが、日本で目にするのはこの3つ。どれも意味合い的には同じです。

身近では、駄菓子のパッケージにも使われているので、コンビニに行った際には箱の裏側を確認してみて下さい。ちなみに私は「ポッキー」の箱でこのマークを発見しました!

 

 

一番左は『FSC』のロゴ。

1994年、WWFやグリーンピース等が中心となって設立された団体。一つの組織としては世界で最も大きな森林認証の組織。例えると世界をまたにかける最大手の企業?みたいな感じ?

 

中央は『PEFC』のロゴ。

各国独自の森林認証制度を繋ぐ役割を担った組織。「なんとか協同組合」みたいな感じかな~?

 

そして最後は『SGEC」のロゴ。エスジェックと呼称している。

弊社が取得した森林認証制度。これは日本独自の認証制度として2003年に設立されました。なんで独自かっていうと、日本には熱帯林の破壊とか直接的な関係性が薄くてFSC等の国際的な認証制度にあまり適合しなかった・・・って所でしょうか。近年、国際化に向けてPEFCと相互認証・・・提携?仲間?になったので、弊社でもSGECとPEFCの双方を取り扱う事ができるようになりました。

 

 

久しぶりに長々と書いてみましたが、こうした森林認証の製品を皆さん最終的な消費者が「選んで購入」する事で、間接的に環境保全や持続的な森林育成に貢献してくれているって事になります。特に建築に使用する木材に至っては、現時点では最高レベルの産地証明と製品に対する安心が保証されます。

 

少しだけ「森林認証制度」に興味を持っていただけるとうれしいな~

 

 

 

by もりすぎ 

シーズン到来

夏場は原木の入荷が大変少なく、ご注文に応えられずご迷惑をお掛けしました。

 

しかし、やっと伐採適期に入り上質な原木が続々と入荷してまいりました!!

 

 

 

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運送屋さんも大忙しです。

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【お知らせ】

田村材木店ではスタッフを募集しています。

興味のある方は電話にてお問い合わせください。

詳しくご説明差し上げます。

 

 

BY:のみすぎ

天然乾燥材

 

天然乾燥材の出荷の為、

半年間桟積み自然乾燥を行っていた杉材の挽き直し・4面プレーナー加工をしました。

 

 

加工前はこんな色

 

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太陽光を浴びてシルバーグレイに色が変化しています。

これは正に経年美化、綺麗なものです。

着色で出せる色気ではありません。

 

 

 

 

 

4面プレーナーに通します。

 

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これまた美しい。

天然乾燥の木肌色は、赤身が特に美しく見えます。

朱色と言いましょうか、東雲色と言いましょうか優しく品のある色です。

 

 

 

 

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弊社ではこの様に、木口にタグを付けて日付を管理しています。2~3年物から10数年物?まで、多様なサイズでストックがあります。

 

 

 

木材選定の際の必須判断条件でもある「乾燥」。

その方法にも目を向けてみてください。

 

BY:のみすぎ