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2017年8 月

すりばん

版・・印刷物を転写させるための用具。

摺り・・こすって写し取ること。

 

合わせて「摺り版」

 

 

 

ひと昔は、柱や桁・造作材や野物材等の小割り品まで全ての製品に摺ったものですが、現在では製品シールが多くなって、少数派となってしまいました。

 

結構な手間が掛かるので、いたしかた無いところではあります。

 

 

 

 

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でも、摺り版ってなにをどうやって「摺って」いるのか御存知??

 

 

まずはその 黒~い 黒墨。

黒いスプレーで代用している会社もあるようですが、これ用のあれが売ってるんですね~

 

「刷り込み墨の素」

 

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なかを覗くと

 

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黒過ぎて見えない

 

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身の危険を感じる程、恐ろしく黒いクリーム(笑)。

爪の間に入ってしまったら・・・うわぁぁぁ

 

ですが、無臭だし公害物質も含んでません。

すぐ乾くし、よーく伸びます、優れものでオススメです。(誰に?)

 

 

 

 

墨の素を、特製摺り版ケース!に移します。

 

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摺り版がとーっても摺りやすい小判型の入れ物。

 

持ち運びしやすいし、こじんまりと何だか好きな形状。

 

この中には手ぬぐいの様な布が入っていて、そこに墨の素をなびってなびって、さらに満遍なくこねこねします。

 

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さらに水を少し入れて、さらにさらにこねこね伸ばします。

 

これが結構楽しい。

 

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墨の準備よーし!

 

 

 

 

 

あとはこの年季の入ったブラシで、とことん摺ります。

 

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個人的には、少しかすれて文字が不明瞭な方が味があって好きです。

 

でも最初の ひと摺り目 は気合が入って必ず濃いめの摺り版になるという、摺り版あるある。

 

 

 

 

 

ちなみに先代が使っていた摺り版

 

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弊社屋号の「まるいち」の下に記されているのは、「良材」。

 

 

先代の思いは現在もしっかりと受け継がれていますよ。

 

 

 

 

BY:のみすぎ