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木材腐朽耐朽試験。

一番長持ちする「木」ってなんだ?


2年前から栃木県林業センターで始まった、木材腐朽耐朽試験。

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素材は全て栃木県産材(外材を除く)を、当社で製材した製品。
伐採時期をすべて同じ条件で満たし、出材場所も県内に限定した試験は
栃木県では勿論の事、ここまで大掛かりな実証実験は国内初だろう。

参加選手は

第1のコース 杉 白太
第2のコース 杉 赤身
第3のコース 杉 黒芯
第4のコース ・・・・・

長くなるので割愛。

その他の樹種は、桧・椹・赤松・唐松・栗・桜・楢・樅・米松・米栂・米杉
レッドウッド集成・ホワイトウッド集成
変り種としては、木酢を塗布した杉など・・

一面に砂利を敷いて、その上に放置しておくだけの単純明快な試験。
それだけに、木が元々持っている耐久性が試される試験でもある。

まだ2年目という事も有り、腐朽(くさる)という点においては大きな差は見受けられないが
中には、
大きな割れと変形が目立つ「楢」(そのうち四角ではなくなってしまう勢い)や、
細かい割れが各所に目立つ「集成材」(そのうちバラバラになってしまうのでは・・・)
きのこだらけになっている「赤松」(マツタケが取れるのも頷ける?)
他の材とは異彩を放つ「黒杉」など、徐々に違いが出てきている。

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この実験が進めば、家やウッドデッキ、木製品などを作る際に
適材適所がより明確になると思う。

これからも1年毎に、それぞれの固体の検証を進めていく。
全てが明らかになるのは、5年後だそうだ。


私も、今日は宇都宮に用事があって出かけた際に、ふらっと寄ってみましたが
林業センターは誰でも見学自由なので、御興味のある方は
日光街道、宇都宮日光間をお通りの際、ふらっと立ち寄ってみたらいかがでしょうか?

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