とちぎ材の家づくり支援事業+日光木材事業促進事業
本年も昨年に引き続き栃木県では、とちぎ材を使用し、家を新築する建築主に対して¥600,000を上限に助成する事業「平成24年度とちぎ材の家づくり支援事業」の第1期募集が始まりました。また、日光市に於いても昨年に引き続き「日光木材利用促進事業 日光の木材プレゼント」が始まっています。
栃木県の助成制度「とちぎ材の家づくり支援事業」は、栃木県のホームページに詳細が記載されておりますので、ご覧頂きたいと思いますが、県産出材の使用量によって助成額が変わってきます。
栃木県の場合は、構造材・羽柄材・造作材など、家一軒分に使用する木材全てが算出の対象となりますが、例えば一般的な木造住宅(35坪程度)で計算すると、構造材15㎥・その他10㎥程度が木材使用量の平均ですので、合計25㎥となり¥400,000の助成が受け取れることになります。勿論それ以上ご利用いただければ、上限¥600,000まで、それ以下でも¥210,000が最低額となっていますので、現在建築を検討中の皆様に於いては、家の大小にかかわらず、木材を「外国産材から県産出材」に変更するだけの十分な助成があると思われます。是非ご検討されてはいかがでしょうか。
更に、日光市に建築を予定されている方には朗報です。
昨年に引き続き行われる「日光木材利用促進事業」は、栃木県内で唯一、県の助成制度と併用ができる事業です。ということは、最高額で¥600,000+¥200,000で、¥800,000の助成を受け取ることができます。日光市の助成制度は、栃木県の現金振り込みとは違い、¥200,000分の現物支給になります。こちらは構造材の60%以上が、日光市の木材業者が扱う栃木県産材の証明を受けた木材を利用することが条件になっております。
「木は使うもの。」という大前提を踏まえ、現在日本国内に於ける、住宅に使用する国産材の使用率は3割、7割は外国産材が占めています。日本は世界に誇る森林大国です。再生可能な資源を有効に使うことや、二酸化炭素などの環境への配慮も含め、県や市では近年積極的にこうした事業を行っています。
田村材木店に於いても、各建築業者様に、この制度を活用して「山に行こう!」の利用促進をしております。山に行こう!は、森の恵みや山林の価値と共に、感動と家への愛着をお届けしています。また、山に行こう!はSGEC森林認証制度に則り納材を行っておりますので、栃木県、日光市のみならず、全国の産出証明制度に対応可能です。
是非この機会にご利用されてみてはいかがでしょうか。