木工教室を開催しました。
本年も昨年に引き続き木工教室を開催しました。
今年も地元の「大谷向町子供育成会」の主催ということで
育成会の子供たちを中心に、沢山の方々にお集まりいただいて
盛大に開催できました。
楽しいのはいいんですが、準備は大変。
まず…
本年は何作ろうか… 昨年は ↓ こんな感じ。
結構評判がよかったので、本年も同じもの??
とはいきません。
来る度に違ったものが作れた方が楽しいもんね。
木工教室っていうと、どうもデザイン性に欠けるものが多いように感じる。
通常木工教室で作成するものの代表は「本棚」。
よく学校なんかで作るやつ。
やってみるとわかるけど、大概は主催側で作成品を決めるのではなくて
委託する木工屋さんが予算に応じて決めてくれるのが一般的。
ちょこっと部材が特殊だとえらく費用が嵩んだり、作るための図面が作れなかったりと…
発注する側は専門家ではない場合が多いので、必然的にそうなる訳です。
そうなると、どこへ行っても木工教室で出てくる木工キットはほぼ同じ。
しかし!こちとら材木屋!どんな部材でも用意できちゃうのが売りなので
ちょこっと洒落てて、遊び心なんか入れちゃって
そんな木工品だったら、きっと子供だけじゃなくて、親だって欲しくなっちゃうはず!
ってことで今年は ↓ に挑戦!
どお?
こちらは自分の自宅の絵本棚。
見よう見まねでお手製で作ったもの。
ん~ なかなか良い出来。
満足。
今年の木工教室はこれをベースに、昨年同様試行錯誤を重ねて
親子で作れる「絵本棚キット」の試作を作ってみました。
材種は「杉(スギ)」。
勿論、日光産。
それがこれ ↓
ん~なかなか良い出来。
マジでこのキット販売できちゃうんじゃないかって仕上がり。
満足。
昨年の子供椅子は予想以上に時間が掛り過ぎたので
今年は「これじゃ誰でも簡単にできちゃうだろ!」をコンセプトに制作。
結果、簡単すぎ…ちゃったかな?
そんなこんなの準備の末に開催した「夏休み木工教室」の様子が
こちら ↓
真剣です。
1時間程で参加者の大半が制作完了。
試作した時は15分程度だったけど、まぁ、簡単すぎる程度がちょうどいい感じかも。
結構でかい。
結構立派。
結構買ったら高いよ~
へへ~
実は今年は「絵本棚」だけじゃないんですね~
更にもう一点。
自分的にはこちらがメイン??
弊社の取引先の木工屋さんの協力で、こちらも作っちゃいました。
結構でかい。
結構リアル。
結構人気でした。
これで終わっちゃ材木屋の「木工教室」には物足りない・・・?
ってことで、昨年に引き続き、木工キットの端材を再加工して
立体パズルの制作もしちゃいました。
自分で書いてバラすと、あらあらパズルの出来上がり~
意外といけてました。ww
今回の目的はというと…
近年忘れかけてる「自分でものを作る」ことを通して、ものの大切さを知ってもらうこと。
そして・・・ ここは日光市。
日光市の81%は森林であり、昔から森と深く繋がった環境にある。
「木」に触れ「木」のことを理解してもらうことが、とても重要だと考えています。
石油などの化石燃料と違って、木は再生可能な資源であること。
木を使うことが環境破壊には繋がらないこと。
しっかりと説明してくれた、栃木県県西環境森林事務所の皆様
木つかいスタッフの染谷さん。
どうもありがとうございました。
おまけ。
ってことで、日光といえば天然?
天然氷のかき氷も食べ放題でした。
みんな4、5杯はいってたな~
そんなこんなで今年も「木工教室」を無事開催することができました。
参加してくれた大勢のこどもたち!
どうよ!木っていいだろ~
自分で作るっていいだろ~
若い大工さんが不足しているから・・・
どうだい?
棟梁になってみないかい?
当日あとからあとから人が増えて122名以降数えていません・・・
なんと。
地元の新聞「下野新聞」に記事が載りました。
さて、来年はあるのかないのか・・・
あ~ 楽しかった。
あ~ 疲れた。
by もりすぎ