新月の木 その1
「新月の木」第1便が当社土場に到着です。
話はさかのぼりますが「山に行こう!」で木の家を建てたいと、Sさんからお話を頂いたのは
平成18年の末の頃か19年の年明け頃だったかな~
要望は「葉枯らし自然乾燥の自然素材を使った木の家」。
それから幾度となく、設計事務所、林業家、そしてSさんを含めて打ち合わせを重ねてきました。「工期は十分にある。折角、葉枯らし自然乾燥を行なうなら、新月伐採で行こう!」
そんなこんなで、平成18年12月、エルヴィントーマが提唱する新月伐採の正しい時期に合わせて伐採が始まりました。勿論、伐倒方向は谷側。あれから6ヶ月。葉っぱをつけたまま山でじっくり乾燥された原木が、細かく玉切されて、やっと当社の土場に到着です!(小口が赤く染められた丸太は、Sさんが伐った木)
私たちは以前から新月伐採の実証実験を行ってきましたが、本格的な住宅への活用は初めて。材木を自然乾燥させる為には、寒伐(冬期伐採)葉枯らしが、この地方では最高と言われてきましたが
さて、この方法と新月伐採による「月」の影響の差が出るのか?
まだ我々の実証実験では「寒伐葉枯らし」と「月の満ち欠け」による因果関係は立証されていない!
さあ!条件は完璧!
仮に新月でなくとも「寒伐葉枯らし」には間違いない。それだけでも最高の材にはなり得るが、それ以上の効果が現れるのか?!
全ての素材が土場に到着してから製材を開始します。
これから、ず~っと、このS邸新月の木を、追跡調査します!楽しみだ~
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