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新月の木 その10

本日、朝からいよいよお楽しみ「新月の木」の製材に取り掛かりました。Dsc06886
朝の朝礼の時からスタッフ一同、ウキウキわくわく!しかも午後からSさんと設計事務所さんも立ち会うとの事。更にわくわくです。

まずは、柱から製材開始です。一本一本通常の丸太と何が違うのか、そんな感触を確かめつつ製材が進んでいきます。

当社のテーブルマン曰く「始めの鋸入れはさすがに緊張しました。」
そうでしょう。それだけの準備をしてきたのですから。
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私もこうしてはいられません。
今までの実証実験や多方面から聞こえてくる「新月の木」の神異。今こうして目の前で製材しているのだからデータを取らねば!
やる事は山ほどあるが、まず手始めに、含水率(水分中に含まれる水分量)の調査から。


含水率計が100%のメモリを振り切った。Dsc06878
予想していた事が的中!
現在、私の手元には簡易含水率測定器しかないが、たぶん180%程度には至っているのだろうと推測する。後日詳細まで計れる測定器で測ってみたいと思うが、これは私たちが以前に行なった実証実験と同じ結果だ。

通常寒伐葉枯らし(6ヶ月程)を行なうと、製材直後の含水率は50~60%程度にまで下がっているものなのだが、新月伐採の決まり事「谷側への伐倒」では、水分が抜け切れないらしい。その証拠に、実証実験の結果も今回の新月伐採も同じように葉が青々していた。
要は、原木中に水分が残っているって事だ。

やはり「ここがポイント!」なのか?


ここから先は、また長くなるので次回へ。

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