唐松(カラマツ)床板 製材中。
2月末に上棟予定のK邸様宅に使用する、唐松(からまつ)フローリング(床板)の製材を開始しました。
この唐松は、地元栃木県日光市(旧栗山村)で伐採されたもの。
一般流通の大半を占める唐松原木は、間伐材などの小径木だが、床板を製材する場合は直径が20㎝以上の原木だけを使用する。日光の標高の高い山中には唐松の木がまだまだ多くあるが、関東近県では建築用途に唐松は登場しないせいか、伐採量も少なくこちらではなじみの薄い材種でもある。
唐松は、杉や桧と比べて、製品にするまでに結構な手間がかかり、製材中の製品ロスの有効利用や、ヤニ抜きを行うための特殊な乾燥技術を有している製材工場でないと、扱うのが難しいのも、流通が少ない理由の一つだろう。
しかし、出来上がった製品は、桧や杉に勝るとも劣らない美しい仕上がりになる。
表面強度は杉などに比べると高く、和洋折衷どんな家にも似合う。
この後、ヤニ抜き処理を行い乾燥工程に入っていきます。
施工後は後日ご紹介いたします。