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2008年5 月

山に行こう! F様 施主伐採。

天気予報は雨。目が覚めて耳を澄ますと雨の音。やっぱり雨か・・・rain
今日は、F様の「山に行こう!」体験日。

F様にとって、一生に一度の(?)大切な日なのに残念だな~とか思いながらも、車を飛ばして山に到着。しばらくするとF様が到着です。
車から降りてきて「折角の日ですけど、雨の日に伐採なんて、きっと思い出に残ります。」と一言。なんだか、こちらの方が救われた気持ちになった。
よし。F様の為に最高の材料を用意しよう!


one事務所で打ち合わせ
山の話。木の話。本日の流れ。
F様の完成予定の模型を眺めながら、今日は「大黒柱・小黒柱・そして化粧で見えてくる大桁を1本で取れる木を選びましょう!」という事で、山に移動です。

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twoどの木を選ぼうか
山の中をぐるぐる。「あれはどお?ん~ちょっと太いよね。どこかで木が呼んでない?あれかな~ ん!あれだな。よし!これにしよう!」という事でこの木になりました。
真っ直ぐ天に突き刺さるような良い木だ。

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threeお清め
「この木を伐ろう。」樹齢80年。私たちが生まれるず~と前から、この場所に根をはって、雨の日も風の日も・・・すいません。伐らせて頂きます。これからは第二の命が始まるんだね。

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four伐採
さて伐採だ。まずはチェーンソーの使い方。
御理解頂いた所で、よ~し!!

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fiveまたまた記念撮影
少し涙が出た。なんど経験しても感動するな。この「きりかぶ」はず~っとこのまま。近くに寄ったら見に来て下さい。

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six玉切り
奥様の出番です。(まこやん少々緊張気味?)

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sevenお昼
お決まりの蕎麦。好評です!ちなみに今日は寒かったので私はうどんです。

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eight苗木
F様の伐った木の枝。根が出るといいね。来年の植樹祭には間に合わないかもしれないけど、再来年、また山に返してください。「看板」用意しておきます。

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F様お疲れ様でした。そのうちゆっくりと今日の感想なんか聞かせてください。
この木とこれから伐採する木が、当社の土場に運ばれて来るのは、来週になると思います。自分で伐採した木は「大黒柱、小黒柱、そしてリビングの天井を一直線に横断する大桁材に、製材して乾燥して加工して、思いを込めます。
一生一緒に暮らす素敵な思い出が詰まった、家族を守る丈夫な家にしましょうね。

お時間の調整がきくようでしたら、是非当社にも足を運んで、製材しているところも見に来て下さい。うちのスタッフ、緊張して曲がった柱になっちゃうかもしれないけど・・・bleah


(F様のご好意により顔の写った写真を使用させて頂いております)

新月の木  その5

もう、お腹いっぱいです。Dsc06631 wobbly


今日は「山に行こう!」の事業実施日で、山元まで行ったので、「新月の木」の残り材の状況も一緒に確認してきた。


あるね~ あとトラック2台分って所か。
問題は、当社の土場に入りきるかどうかって所だな・・・

新月の木  その4

すげ~んだな~!エルヴィントーマって。


ネットで「新月の木」を検索してみた。
いやいやありますね。何件ヒットしたんだ?
見てみると、どこもかしこも、彼の著書「木とつきあう智恵」にはこう紹介されている!
これを受けてどこどこの大学では研究立証されている!
などなど・・・
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彼の名前が出てこないページが無いくらい。建築業界では最も旬な「時の人」になっているようだ。


俺も一度はお会いしてみたいな~
お会いして「新月伐採のコツってなんですか?」karaokeって聞いてみたい。
「正しい日に伐採することです。」って一言で片付けられそうだけど・・・


さて、本日も早朝から「新月の木」続々入荷。
それにしても朝日sunがまぶしい・・・
毎朝AM6:00って、早すぎでしょう、まこやん。

K様 祝!上棟?

「それにしても、でかいな・・・」Dsc06624


納材した時から、うすうす気が付いていたけど・・・


友人Kさん家の「車庫」。何入れんの?
まあ、大は小を兼ねるとは言うけれど。
完成したら、ここでバーベキューでもしようぜ!restaurant

新月の木  その3

「名器 ストラディバリウス」も新月の木で作られた。 らしい・・・think


新月の木。新月伐採。なんとも、そそられるネーミングだ。材木屋としては飛びつかない方がおかしい。しかし、どこをどう調べても、俺を納得させるだけの十分な科学的データは皆無だ。そもそも新月の木発祥の地?オーストリアとこの日本(ここは栃木で日光!)では、緯度も経度も気候も湿度も全てが違う。九州と北海道の距離でさえ育つ木が違う上に、育ち方もまるで違う。

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本当に月は万国共通か?(笑)bleah


日本には太陰暦なるものがあり、やはり月の満ち欠けを基準にしていたらしい。
「土用丑の日」なんてのは、うなぎ屋があみ出した必殺技だ。
まあ、これはいいとして、木の伐採も地方によっては「土の日に木を伐るな!」なんて言い伝えもあるそうだ。土の日に木を伐ると腐りやすくなるとか・・・

そこで、「新月」と「土の日」が重なっちゃまずいだろ~
という事で、この太陰暦と新月伐採の月の満ち欠けを重ねてみた。
これまた???
いい感じでずれてみたり重なってみたりと、これに関しては、まるで相関関係は認められない。
ダメかこりゃ。残念。


しかし、楽しいな~ こんなに素材に関して考えた事は久しぶりだ。
Sさんに最高の材を提供する為に、もっともっと調べますからね。

新月の木  その2

「新月伐採の木moon3」続々到着。

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今朝も早くから、「新月の木」の後便が到着しました。
それにしてもいい木だな~素性の良さそうな木だ。
丸太の小口に1本々貼ってあるラベル(小さな紙)は、この木を使う施主の名前と、伐採された場所や何時伐られたのかが解るように、シリアルナンバーが入っている。

いわば生産履歴だ。

こうして当社の土場に運び込まれれば、他の材と混材する事はまずない。


「まだまだあるよ~」その数、トラックで8台分。土場に入りきるかな?ってんで
山積みにして鎹(かすがい)で固定したら、水が飛び出してきた。Dsc06614
葉枯らし6ヶ月したはずなのに水が出る。これは新月伐採の決まり事「谷側」への伐倒方向が影響していると思われる。
山での状況を聞く所によると、6ヶ月葉枯らししていたのにも関わらず、葉が青々していたそうだ。

私たちが実証実験を行った時と同様の結果に至っている。
ん?・・・これはやっぱり「あれ」が影響しているのか?


次回につづく。(笑)bleah

新月の木  その1

「新月の木moon3」第1便が当社土場に到着です。



話はさかのぼりますが「山に行こう!」で木の家を建てたい5271と、Sさんからお話を頂いたのは
平成18年の末の頃か19年の年明け頃だったかな~

要望は「葉枯らし自然乾燥の自然素材を使った木の家」。
それから幾度となく、設計事務所、林業家、そしてSさんを含めて打ち合わせを重ねてきました。「工期は十分にある。折角、葉枯らし自然乾燥を行なうなら、新月伐採で行こう!」
そんなこんなで、平成18年12月、エルヴィントーマが提唱する新月伐採の正しい時期に合わせて伐採が始まりました。勿論、伐倒方向は谷側。あれから6ヶ月。葉っぱをつけたまま山でじっくり乾燥された原木が、細かく玉切されて、やっと当社の土場に到着です!(小口が赤く染められた丸太は、Sさんが伐った木)


私たちは以前から新月伐採の実証実験を行ってきましたが、本格的な住宅への活用は初めて。材木を自然乾燥させる為には、寒伐(冬期伐採)葉枯らしが、この地方では最高と言われてきましたが
さて、この方法と新月伐採による「月」の影響の差が出るのか?
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まだ我々の実証実験では「寒伐葉枯らし」と「月の満ち欠け」による因果関係は立証されていない!
さあ!条件は完璧!
仮に新月でなくとも「寒伐葉枯らし」には間違いない。それだけでも最高の材にはなり得るが、それ以上の効果が現れるのか?!


全ての素材が土場に到着してから製材を開始します。
これから、ず~っと、このS邸新月の木を、追跡調査します!楽しみだ~happy02

山に行こう! 祝!I邸上棟。

「山に行こう!」で山に行って木を伐採されたI邸が上棟になりました。

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3月のはじめに山で伐採を行なってから約3ヶ月。
待ちに待った上棟です。


森林認証マークが入ったshine「森林認証の家」shine


現場は宇都宮市の大きな通りから細い道を入った奥。
通り沿いだったら、間違いなく注目の的!だね。

ごちそうさまでした。

MIさんが、山に来て伐採を行なってから、もう2年近くも経つんだな~
お子さんが大きくなっていて、ちゃんと言葉も話す。
時の流れは速い。俺が「おじちゃん」と呼ばれたのもうなずける。crying


さて、昨夜料理人MIさんのお宅で「超豪華ディナーパーティー」やろう!ってんで、お酒持参で集合しました。(勿論酒は日光産beer
本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。
何より「山に行こう!」から、ず~とお付き合いできてる事がうれしい!!happy015241_2

大黒柱。良い艶出てましたね~
製材したてはこんな感じだったんですよ→
ちょこっと懐かしいでしょ。

結構味が出ていい感じになってました。
これをつまみにまたやりましょうね!


あ!それと、飲んだ席で話した「ウッドチップ」忘れてません!


明日お届けしておきます。dash

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山に行こう! 祝!M邸上棟。

「山に行こう!」で伐採された木の家。M邸の上棟です。


新興住宅地の一角。廻りは建ったばかりの家や建築中が多数。512_2


その中でも、ひと際光り輝くshine「森林認証の家」shine




それにしても綺麗な形をした家だな~happy02